岩田剛典主演「去年の冬、きみと別れ」あらすじとネタバレ 感想や評価も

   




「あれも罠、これも罠、すべて罠 すべての人が罠にハマる。」

芥川賞作家 中村文則によるサスペンス映画 「2014年本屋大賞」にもノミネートされ、書店員に「この小説は化け物だと」言わしめた小説を映画化

岩田剛典さんの熱演が光る。とても難しい役どころを演じ切り、作品自体も難しい作品だったろうと思います 章立てで、ストーリーが進行していくなかで、キャラクターを変え、その章の意味するものを際立てていた。あくまでも一人の純粋な青年の様々な顔であることに違和感はなかった。

きっと今後、岩田さんの役者のキャリアにとっていい意味でターニングポイントになったんではないでしょうか
とても素敵な表現者であることが良くわかる作品でした

「去年の冬、きみと別れ」のあらすじ、ネタバレ、疑問に思ってわかったことや自分なりの考察を書いていきます

ぜひ作品を見終わった後に、映画を振り返ってみてくださいね






では初めに主要な配役から触れていきますね

「去年の冬、きみと別れ」の配役

耶雲恭介【岩田剛典】
若手記者 出版社に天才カメラマンの木原坂の真実に迫る本を出版したいと企画を持ち込む。
恋人の百合子とは、結婚をまじかに控えていた

木原坂雄大【斎藤工】
海外で賞を取るなどした天才カメラマン。現在はスランプに陥っている
かつて、盲目のモデルの焼死事件の容疑者として逮捕されるも執行猶予がつき釈放される。10歳のころ父親を殺害された過去がある

松田百合子【山本美月】
レストランで働き、結婚をまじかに控えていたが、恋人の耶雲恭介が仕事にのめりこみ二人の距離が徐々に離れていく。そんな中、カメラマンの木原坂にモデルに誘われる

木原坂朱里【浅見れいな】
木原坂雄大の姉、世界中を飛び回る投資家 幼少時、父親を何者かに殺害され弟雄大と施設で育つ
雄大を溺愛しているが、編集者小林とも関係を持つ

小林良樹【北村一輝】
耶雲が持ち込んだ企画の担当編集者。耶雲のライターとしての能力を高く評価し、冷静にサポートする

吉岡亜希子【土村芳】
木原坂雄大のモデルを務めていたが、撮影中にろうそくが転倒し、逃げ遅れ火災に巻き込まれ焼死した 幼少期より目の障害と共に生きてきた

キャラクターと配役を踏まえ 前半のあらすじを綴っていきますね まだネタバレはありませんのでご安心を

あらすじ

若きフリーライター耶雲恭介【岩田剛典】は、ある企画を、出版社に持ち込む。その企画とは、天才カメラマン木原坂雄大【斎藤工】の真実を暴く本を出版すること。木原坂雄大とは、過去に盲目のモデル吉岡亜希子【土村芳】を焼死させた事件の容疑者で逮捕されていた。盲目のモデルが焼死する様を、写真に納めていたという噂もあった。逮捕後、姉朱里【浅見れいな】の尽力により撮影時の事故扱いになり釈放される。事件だったのか? 事故だったのか? 耶雲は真実を確かめるため木原坂雄大に接近する。

耶雲には結婚をまじかに控えた恋人松田百合子【山本美月】がいる。木原坂への取材に没頭するようになり、百合子に結婚を延期したいことを告げる。やがて百合子との関係がギクシャクするようになっていく。

耶雲の企画の担当編集長小林【北村一輝】は、耶雲のライターとしての能力や熱い思いを認め、彼を冷静にサポートする。木原坂への取材がエスカレートする中、危険なうわさが絶えない木原坂に近づきすぎないようにアドバイスするが、耶雲木原坂に、さらにのめり込んでいく。

小林と木原坂の姉朱里とは裏で繋がっていた。小林は、耶雲という若いフリーライターが弟雄大の事を調べていることを朱里に伝える。
小林は、耶雲という人物が気になり始め、部下に調べるよう指示する

雄大は、自身の本を出版したいという熱い思いを持つ耶雲に興味を持ち、自宅スタジオに自由に入ることを許す。

耶雲が、雄大の自宅スタジオに取材に訪れた際、ある一冊の本が目に止まる。その本は「地獄変」というもので、雄大によると「実際に見たものしか描けない」絵師が、焼け死ぬ女の絵がどうしても描けない。そのため自身の娘を燃やすことにより絵を完成させたという内容であると。その際 雄大は、耶雲に盲目のモデルが焼死した際の写真があることを匂わす。耶雲は、木原坂雄大が盲目のモデル吉原亜希子を焼き殺した張本人だと確信する。

取材を受けるにつれ雄大は、耶雲には結婚を控えた恋人がいることを知る。雄大には、他人のものを欲しがる性癖があり、耶雲への興味が、やがて耶雲の恋人百合子へと興味が移っていく。
木原坂百合子の働くレストランを訪れ、自分のモデルになってほしい旨を伝える 百合子は、耶雲との関係がぎくしゃくするなか 雄大の申し出を受けることとなる。

耶雲は、木原坂雄大に関しての各方面の取材で、彼が「他人のものを欲しがる性格」「過去にも監禁したことがあり」事を突き止めていた。

レストランの仕事を休み、連絡が取れなくなった恋人百合子。耶雲はSNSの投稿により百合子木原坂雄大のモデルになった事を知る。
耶雲は恋人百合子木原坂雄大に監禁されていると思い込み、連れ戻そうと奔走する。雄大は「百合子は望んでここにいる」といい 警察に依頼するが、警察も恋人同士の痴話げんかと取り合ってもらえない。

1週間後 悲劇が訪れる
耶雲小林木原坂邸に向かうと、すでに木原坂邸はあたり一面火の海。
百合子を助け出そうと耶雲小林は屋敷内に。だがすでに遅く目の前には監禁されていた百合子が火の海の中。そのわきでは、雄大百合子を助けようともせずに、一心不乱に燃え盛るその光景を写真におさめていたのだ

再び木原坂雄大は逮捕され、耶雲と小林は、警察にて遺留品から焼死体が恋人百合子であることを確認する。耶雲は、担当警察官に遺体と対面することを希望し小林と共に、丸焦げの焼死体と対面する。耶雲は失意のどん底につきおとされる。
何か決意をしたように、気遣う小林に、原稿の完成を待っていてほしいことを伝え、小林のもとから立ち去る。

豆知識>「地獄変」とは、芥川龍之介の短編小説
あらすじ・・平安時代 絵仏師の良秀は、天下一の腕前として都で評判だった
そんなある時、良秀は大殿から「地獄変」の屏風絵を描くよう命じられる。話を受け入れた良秀だが、「実際に見たものしか描けない」彼は、地獄絵図を描くために弟子を鎖で縛り上げ、フクロウにつつかせるなど、狂人さながらの行動をとる。こうして絵は8割がた出来上がったが、どうしても仕上がらない
燃え上がる牛車の中で焼け死ぬ女房の姿を書き加えたいが、どうしても描けない。つまり、実際に車の中で女が焼け死ぬ光景を見たい、と大殿に訴える
大殿はその申し出を受け入れ あろうことか良秀の娘を牛車に閉じ込め火刑するように命じた
しかし彼は嘆くでも怒るでもなく、陶酔しつつ事の成り行きを見守る。やがて車に火がかけられ、縛り上げられた娘は身もだえしつつ、まとった豪華な衣装とともに焼け焦がれていく。
やがて良秀は見事な地獄変の屏風を描き終える。日ごろ彼を悪く言う者たちも、絵のできばえには舌を巻くばかりだった。絵を献上した数日後、良秀は部屋で首吊り自殺する。

 

ではいよいよ核心へとつながる後半へ。ここからはネタバレしてます 注意してくださいね

ネタバレ

まずは、先ほど配役をご紹介しましたが、実はそれぞれに表の顔、裏の顔があるのです。そのあたりの紹介から始めます。色を変えている部分がネタバレです。

配役(ネタバレあり)

中園恭介=耶雲恭介【岩田剛典】
若手記者 出版社に天才カメラマンの木原坂の真実に迫る本を出版したいと企画を持ち込む。
恋人の百合子とは、結婚をまじかに控えていた

耶雲恭介は表向きの顔である 本名は中園恭介。金沢の出版社で本の翻訳と編集を行っていた。 
図書館で吉岡亜希子と出会い恋人関係になるが、ある事故が元で別れることとなる。
別れた後も彼女を思い続けるが、しばらくして彼女が焼死したことをニュースで知ることとなる。焼死に至る経緯を調べるうち木原坂姉弟が関与していることを掴み復讐を誓う。

木原坂雄大【斎藤工】
海外で賞を取るなどした天才カメラマン。現在はスランプに陥っている
かつて、盲目のモデルの焼死事件の容疑者として逮捕されるも執行猶予がつき釈放される。10歳のころ父親を殺害された過去がある

幼少期、虐待を受けていた父親を姉と共に殺害する。その後カメラマンとして成功する。
街中で吉岡亜希子を見初めるが拒絶されていた。
その後、人のものを欲しがる性格があるのを知っている中園の思惑通り百合子に近づく
そして吉岡亜希子の時と同じように撮影中に百合子を火災に巻き込み焼死させてしまい、再逮捕される

松田百合子【山本美月】
レストランで働き、結婚をまじかに控えていたが、恋人の耶雲恭介が仕事にのめりこみ二人の距離が徐々に離れていく。そんな中、カメラマンの木原坂にモデルにさそわれる

実は耶雲=中園の恋人を演じていた。中園とは自殺サイトで知り合う
彼女は多額の借金があり自暴自棄にあった。報酬と引き換えに中園の復讐計画に協力することとなり、結婚を控えるカップルを演じていた

木原坂朱里【浅見れいな】
木原坂雄大の姉、世界中を飛び回る投資家
幼少時父親を何者かに殺害され弟雄大と施設で育つ。雄大を溺愛しているが、編集者小林とも関係を持つ

幼少期 性的虐待を受けていた父親を弟と共に殺害する。アリバイ工作に当時父親の教え子だった小林を巻き込む 
雄大が亜希子に惚れているにも関わらず、亜希子に拒絶されている弟を憂い、拉致監禁する。その後、亜希子に火をつけ焼死させる。真相究明のため訪れた中園に真実を明かす

小林良樹【北村一輝】
耶雲が持ち込んだ企画の担当編集者。耶雲のライターとしての能力を高く評価し、冷静にサポートする

20年前、木原坂邸を訪れた際、姉弟が父親からの虐待を目撃してしまう
木原坂姉弟が父親を刺殺した際の偽装工作で、姉弟を刺してしまう。それ以来、朱里と主従関係になる。亜希子の拉致に関わり中園の復讐のターゲットの一人となる

吉岡亜希子【土村芳】
木原坂雄大のモデルを務めていたが、撮影中にろうそくが転倒し、逃げ遅れ火災に巻き込まれ焼死した 幼少期より目の障害と共に生きてきた

金沢の図書館で中園と出会い恋人関係になる
車との接触事故でけがをし、それをきっかけに中園が亜希子を心配するあまりストーカ行為をするようになる 亜希子はお互いにとって今の状況が良くないと判断し涙ながらに別れを決意する
上京後 雄大に見初められるが、中園への思いを消すことができず拒み続けた
朱里と小林に拉致監禁され、火を放たれ焼死する

新たな配役の情報を踏まえいよいよクライマックスへ

あらすじ(ネタバレ)

恋人を亡くし、どん底に突き落とされた耶雲を心配する小林。ちょうどそのころ、木原坂雄大の姉朱里と連絡が取れなくなっていた。何度連絡しても留守番電話につながるのみ。
小林は、耶雲の事を調べていた部下からの報告で、彼のプロフィールがでたらめであることが分かった。本名は中園恭介。ライターとしての実績はなく、以前、金沢の小さな出版社で書籍の編集者として働いていたことを突き止める。

朱里と連絡が取れなくなったことと、中園恭介が何か関係があるのか気になり始め、小林は金沢に飛ぶ。
以前働いていた出版社を訪ねると新たな真実が判明することとなる。
焼死した盲目のモデル吉原亜希子と、中園恭介はかつて恋人関係であった。

相変わらず朱里との連絡はとれないまま何か胸騒ぎを感じつつ東京に戻り、中園の自宅を訪ねる
部屋に入ると、小林の目に飛び込んできたのが、壁一面に貼られていた写真の数々。
木原坂雄大、姉朱里をそれぞれ尾行し撮られた写真が壁一面に貼られていた。その中には、朱里と小林が二人で合っていた際の写真も含まれていた。小林は中園が雄大、朱里、そして自分を調べ上げていたことを知る。
部屋を見渡すと、簡易製本された原稿が机の上に置かれていた。小林が訪ねてくるのをわかっていたかのように
その原稿の書き出しは「最初に、きみの事を語ろう それ以外に、僕の人生に意味のあるものは、少ししかないのだから。」かつての恋人吉原亜希子との出会いから別れの事が記されていた

夢中で原稿を読み進める小林。すると中園恭介が不意に部屋にあらわれた。まるでそこに小林がいることがわかっていたかのようなたたずまいで。現れた中園恭介は以前と雰囲気がまったく違っていた。物静かだが、体の内部から放たれる異様なエネルギーに包まれた中園恭介。

そして彼は、小林に向かって語り始めた。

中園は、吉原亜希子が木原坂雄大の自宅スタジオで焼死したのは、事故ではなく、木原坂に火をつけられた事件だと確信していた。真実を掴もうと木原坂の周辺の人物を取材していたこと。その中で、木原坂姉弟が幼少期に父親から虐待を受けていたこと、その父親を刺殺したのが木原坂姉弟であることを突き止める。

中園は、木原坂雄大の姉朱里をたずね、そこで朱里に、幼少期の虐待のこと、実父の刺殺事件の真相、吉原亜希子の焼死に関することをぶつけた。
朱里は「私を抱いたらすべてを話してあげる」と中園を誘う
情事後、実父を刺殺したのが、朱里と雄大であった事。事件の偽装工作のため小林に自分たちの腹部を刺すように依頼したこと。そして、ついには亜希子の死の真相についても。
雄大が街中で見かけた亜希子に惚れるが、亜希子は中園への思いを断ち切れず拒みつづけた。それを見かねた姉朱里は小林と共に亜希子を拉致監禁する

監禁されても、なお亜希子の気持ちは変わらず、業を煮やした朱里は、亜希子に火を放った。

朱里は淡々と語りつくすと中園に向かって「あなた自分が何をしたかわかる?恋人を殺した女を抱いたのよ」と言い放った
中園は、その瞬間から、木原坂姉弟、小林に対しての復讐を心に誓った。

中園は綿密な復讐計画を考え、実行していく 自殺サイトで多額の借金をしていた松田百合子に報酬を条件に復讐計画に協力を依頼する。百合子には結婚まじかの婚約者を演じてもらう。中園は雄大に近づき、自分には結婚まじかの恋人がいることを案に伝える。雄大が人のものを欲しがる性格であることを知っていた中園の思惑通り、雄大は百合子をモデルとして自宅スタジオに誘い入れる。

中園の次に取った行動は、木原坂雄大の姉朱里に近づき監禁すること

木原坂邸で百合子が焼死したと思われていた事件、実は百合子と中園とは、裏で連絡を取り合い、雄大が出かけたすきを見計らって、中園は薬で眠らせていた朱里を木原坂邸に連れ込む。朱里を椅子に手錠で固定し、そして中園は、朱里に火を放つ。
そう、焼死したと思われていたのは百合子ではなく、朱里だったのだ

中園は一旦木原坂邸から離れ小林と共に再度、あたり一面火の海の木原坂邸に
そこでは外出から戻ってきていた雄大が燃え盛る百合子を一心不乱にカメラにおさめていた場面に出くわすこととなる。燃え盛っているのが、最愛の姉朱里であることを知らずにである。もちろんその場にいた小林も目の前で燃え盛っているのが愛する朱里であることはしらない。

中園が復讐の全貌を語り終わると、小林は愛する朱里が死んでいたことを知り半狂乱となる
雄大も留置所にて、差し入れされた同じ原稿を読み終え、姉朱里が焼死していたことを知り愕然とする

復讐計画は、完遂された

 

以上がネタバレです 以下に書きそびれている部分や映画内で不明で調べてみた事柄をまとめてみました

わかった事

  • 吉原亜希子が燃やされている写真は存在したのか?

存在している。これは、映画内で姉朱里が所持していました。朱里によれば雄大が興奮した状態で撮影していたためピンボケしてしまった失敗作

  • 耶雲が木原坂雄大の小学校の同級生に取材中にスッと画面が暗くなったがどんな意味があるのか?

映画見た人は、あれっ?って思ったんじゃないでしょうか。私も何かの伏線の一つかなって思ったが、どうも、パンフレットから読み解くと、照明による耶雲の心情を表す演出みたいです。スッと陰るライティング効果だったんだと思います

  • 朱里は亜希子を殺すためなぜ火を放つ方法をとったのか?

人を殺す方法にはいろいろあると思うが、何故、火を放つ方法だったのか?自分なりの考察ですが、スランプに陥っていた雄大に、刺激ある被写体を提供することにより、スランプを脱する手助けをしたかったのではないだろうか

  • 映画の題名「去年の冬、きみと別れ」に込められた意味とは?

「去年の冬、きみと別れ」題名がセリフの一部のように感じるが、この後に何が続くのか、それは、「去年の冬、きみと別れ、僕は化け物になることに決めた」である 私は、このセリフを聞いたとき「化け物」というショッキングな言葉も、純粋に人を愛する中園から口に出たものなので、違和感なくに心に突き刺さりました。映画鑑賞した人の中にも、このセリフを聞いたときグッとくるひと多かったんではないでしょうか。

  • 原稿の初めに記されていた「二人のYKへ そしてAYに捧ぐ」のイニシャルは?

YKは木原坂雄大と小林良樹ですね。AYは吉岡亜希子

  • 木原坂の作品として登場した妖艶な蝶の写真は、実際には誰の作品?

フォトグラファーの宮原夢画さんの撮影によるものだそうです

 

次に私なりの映画内の見どころをご紹介しますね

見どころはどこ?

  • ラストシーン

岩田剛典演じる中園恭介がかつて恋人である吉岡亜希子と訪れた砂浜で一人、恋人からの別れの手紙を燃やす場面。別れの手紙を燃やし終えた後の、中園恭介が目を見開き狂気に満ちた化け物の片りんをのぞかせるラストシーンはやはり印象に残ります。岩田剛典さんがイケメン俳優枠がこれから脱皮していき本格的な役者さんになっていくんだろうなって感じました 実はこのシーンを撮影する前日に、監督が岩田さんに寝ないで撮影に臨むことをお願いしたそうです。この演出があって、中園の迫力ある表情が引き出されたんでしょうね

  • 図書館で吉岡亜希子が点字本を読んでいる姿を離れた場所から中園恭介が見つめている場面

これは何でもない場面かもしれませんが、私の好きな場面です。金沢の図書館で盲目の吉岡亜希子を中園が、見かける。彼女が手に取った点字本が中園が編集した本だった。亜希子が点字本を読み進める中、所々で本の内容に笑みを浮かべる彼女の姿を、離れたところから中園はうれしく思いながらほほ笑む場面。映画内ではショッキングな場面が多く出てくる中で唯一ほっこりさせられた場面で心に残りました。図書館のあたたかい色合いの照明と上手くマッチしていて良かったな

まとめ

この作品は、結末がわかってから、もう一度観ると、別の楽しみ方ができる作品だと思います
最初は、サスペンス映画として鑑賞して、結末がわかったら、純粋な恋愛映画としてストーリーを追ってみるのもいいかなって思いますね。

「あれも罠、これも罠、すべて罠 すべての人が罠にハマる。」とのことだが、映画を見終わったあと、決して罠にハマったという印象はなかった。それよりも純粋に人を愛す人間が、人生をかけて必死に生きているさまを目の当たりにした感が強く残りました。もちろんいい意味でですよ

おすすめしたい映画です

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まーちゃん masa

岐阜在住のバツイチ、転職5回、人生後半戦の人生経験豊富なブロガーです。 自分が経験した中で感じたことや考えたことで、お役に立ちそうな記事を執筆していこうと思ってます。 twitterのフォローもお願いいたします。

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